中国の核ミサイルの標的になっているインドは、核実験する権利を放棄しない。 |
http://kawanya.exblog.jp/21494690/
読売新聞2009年12月30日のニュース。
引用始まり
日印首脳、安保連携を強化合意…次官級定期協議
【ニューデリー=橋本潤也】鳩山首相は29日午前(日本時間29日午後)、ニューデリーの迎賓館「ハイデラバード・ハウス」でインドのシン首相と会談し、外務、防衛両省の次官級による安全保障定期協議を毎年開催するなど、安全保障分野での連携強化を目指す「行動計画」を策定した。
また、経済、環境、核廃絶など包括的な協力推進を盛り込んだ「共同声明」に署名した。
行動計画は、昨年10月に麻生首相(当時)とシン首相が署名した「安全保障協力に関する共同宣言」に基づいてまとめた。
定期協議開催のほか、〈1〉エネルギー供給拠点である中東と東アジアを結ぶシーレーン(海上交通路)防衛〈2〉アフリカ・ソマリア沖の海賊対策――で協力を強化するなどの内容だ。
鳩山首相は核実験全面禁止条約(CTBT)について、「早期に署名してほしい」と要請したが、シン首相は「米国や中国が署名すれば新たな状況になる。インドは核実験を凍結している」と述べただけだった。
引用終わり
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091229-OYT1T00651.htm
鳩山「脱税」総理が、麻生前総理のインドとの連繋強化の方針を引き継いだ点は、評価する。
しかし、インドが核実験全面禁止条約(CTBT)に署名するはずがない。
なぜなら、中国の存在である。
インドに向けて核ミサイルを配備している中国は、インドに先行して既に核実験を数十回も実施して核兵器に関するデータをインド以上に蓄積しているのだ。
しかも中国は、そのCTBTを批准していない。
http://www.geocities.jp/warera_tikyujin/cntbt/ctbt_rf.html
中国の核の脅威からインドを自力で防衛するためには、シン首相は決して核実験する権利を放棄できないのである。
中国の狙いは民族絶滅―チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い―著者:林建良
以上
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