第二次大戦初頭にソ連がフィンランドを侵略した際に、中立国スウェーデンはフィンランドに物資を援助しました。 |
本ブログ名『スウェーデンは準核武装国です。スイスも準核武装国です。』に直接関係のある内容は、下記アドレスに書きました。
http://kawanya.exblog.jp/21494690/
ナチスドイツとの密約に基づいてソ連がフィンランドを侵略したのが冬戦争(WIKI)です。
スウェーデンはその冬戦争(WIKI)において、フィンランドを助けるために物資援助を行いました。
尚、上記WIKIの冬戦争の中で、「ソ連がノモンハン事件などで自信を強めた」となっていますが、間違いです。
以下「技術戦としての第二次大戦」からの引用です。参考までに。
引用始まり
兵頭二十八氏(軍学者)「ノモンハンでは、日本軍の死者7,800人で、戦傷者合わせて18,000人だった。参加兵力数で割ると0.43で異常に多い。普通は0.2。日露戦争での第三軍は0.25。(中略)
ソ連側は死者9,000人以上かもしれない。戦傷者を合わせて24,000人。0.38でこれも異常に多い。」
別宮暖朗氏(歴史家)「(ソ連の)ジューコフ(元帥)がベルリン陥落後に連合軍記者に『最も頑強な敵は(ナチスドイツ軍ではなく)ノモンハン(の日本軍)だった。ドイツ軍は論理的かつ現実的に戦うが、日本軍はそうではない。だから一人ずつ全部殺さなければならない。』と言っている。」
引用終わり
上記コメントを読むと、ナチスドイツ軍を欧州正面の戦線で撃破したジューコフ元帥であっても、ノモンハンでは非常に苦労したようです。
ところが、戦後の日本の言論界では、「ノモンハンでは機械化したソ連軍に全く日本軍は歯が立たなかった」「ノモンハンで日本軍は大敗した」といった嘘がまかり通っていたのです。
以上です。